こんにちは。トレーナーの小澤です。
突然ですが、年を重ねるごとに「体力が落ちた」、「体が動かしづらくなった」などと思うことはありませんか?
そのままにしておくと要介護になってしまうことも!!
でも大丈夫です!
適度な運動を心がければ、要介護に陥る可能性は低くなり体力や体が動かしづらいなどの悩みも解決できます。
このブログではなぜ高齢者に運動が必要なのか?おすすめのストレッチは何か?などについてご紹介します。これからご紹介するストレッチを今までの生活の中に少しでも取り入れていただくだけでお体の変化を実感していただけると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
このコラムの目次
◯なぜ高齢者に運動が必要なのか?
残念ながら人は成人を迎えると成長期が終わり、あとはゆっくりと下降線です。そのため体力・筋力を維持するためにも運動はとても大切です。
筋力が低下してしまうと疲れを感じやすくなったり立ったり、座ったりもしんどくなってきてしまいます。加えて、転倒による怪我なども起きやすくなりますので普段からあまり体を動かせていないことの多い高齢者にこそ運動が必要なのです。
・・・とはいえ運動と言ってもたくさんあって何をやれば良いかわからないですよね!
選択肢としては筋トレ、マラソンといった激しい運動やウォーキングやジョギング・ストレッチなどの軽めの運動がありますが必ずしも激しい運動が効果的というわけではありません。
ご自身の体力レベルに合わせた軽めの運動を毎日継続して行うことで体力や筋力は維持できますし疲れ知らずの体になり、転倒事故の防止にも繋がります。急に激しい運動をして体を動かすことは怪我の原因にもなってきますので、まずは家の中でも簡単に行えるストレッチがオススメです!
◯高齢者にストレッチがオススメな理由
先程例にあげた激しい運動は体にかかる負担は相当なものです。
一方ストレッチは、負担もそれほどかからないですしどこでも簡単に行えるものなのでとてもオススメです。
ストレッチには血行促進や柔軟性向上、可動域改善などの効果があり転倒の防止や日頃使えていない筋肉を伸ばすことによって不調がない健康な体を作ることができます。
多くの方は年齢を重ねるごとになかなか運動する機会はなくなってしまいます。高齢者の方は特にいきなりの激しい運動は危険なので、軽めのストレッチから少しずつ筋肉を動かしていけるといいですし、ストレッチだけでもこれだけの効果が期待できるのでオススメです。
◯高齢者にオススメのストレッチ
先程までは「なぜ運動が必要なのか」や「ストレッチがオススメの理由」など
を説明してきましたが、ここからは高齢者でも簡単に行えるストレッチをご紹
介していきます!どれも簡単に行えるので、読みながら一緒にやってみてくださいね!
高齢者にオススメのストレッチ〜下半身編〜
【 全身背伸びストレッチ】
1 仰向けで床に寝ます。
2 つま先、手の指先を伸ばして背伸びをします。
【長座体前屈】
1 両足を前に伸ばして座ります。(膝はまっすぐ伸ばしましょう)
2 そのまま両手をつま先に向かって伸ばし、上体を前に倒します。
【足裏合わせ前屈】
1 両足の裏を合わせて床に座ります。
2 そのまま上体を前に倒します。
高齢者にオススメのストレッチ〜上半身編〜
【首のストレッチ】
1 背筋を伸ばした状態で椅子に座ります。
2 左のこめかみあたりに右手を添えて、そのまま右に倒します。
【 肩のストレッチ】
1 背筋を伸ばして座ります。
2 右手を胸の前に持ってきて、左手で肘を抑えます。
【背中のストレッチ】
1 座った状態で両手を前で組みます。
2 少し顎を引いて、肩甲骨を広げていきましょう。
3 背中が丸まるような姿勢を作ります。
◯高齢者の体調管理にはストレッチが最適!
高齢者のストレッチには柔軟性向上や体力・筋力維持、血行改善などの健康促進効果があります。
自分の体の状態を知ることで今まで気づかなかった不調などが見えてきて、普段の体調管理にさらに意識が向くことでしょう。
柔軟性の低下は腰痛・肩こりといった不調はもちろん、場合によっては歩行が困難になることもあります。
予防のためにもストレッチで筋肉や関節の柔軟性を上げておくと、硬くなりやすい高齢者の手足の動きが改善されていきます。
また、ストレッチにはリラックス効果もあるのです。自律神経が整いストレス解消にもなるので、毎日をイキイキと過ごしていただ
くこともできます。ストレッチは軽めの運動なので怪我をしにくいですが、無理は禁物です!めまいや立ちくらみ、転倒の恐れも十分にありますので、無理のない範囲で注意しながらチャレンジしてみてくださいね!
この記事を書いたコーチ
小澤 雅美
トレーナーやインストラクターの専門学校で身に付けた技術や知識で、今まで数多くのお客様を担当させていただきました。今よりも質の高い生活を送っていただけるように、一人一人のお悩みを一緒に改善していきたいと思っております。
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